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『四季の音』

冬の最後が終わる頃
黒い土が現れる頃
冷たい空気と暖かい陽射しの中で
雪が溶ける音が聞こえた

春は新しい始まりの季節
陽光溢れる穏やかな昼間
ゆっくりと芽吹き出す数々の
命の音に包まれた

夏は風鈴、蝉の声、打ち上げ花火
むせ返る草いきれと太陽の匂い
立ち止まり思い起こす度に
幼い記憶の音が鳴った

秋は金に輝く午後のひと時
風に舞う落ち葉、色づく遠い山々
一歩ごとに枯れ葉が奏でる音楽に
鮮やかな森の音を見出だした

冬は日も暮れた暗い夜
凍てつく風に震えながらも
友人と過ごした温かい時間は
静かな冬の夜の音がした

四季折々の音が好きだ
明暗、光、空気、静けさ
五感が織り成す音の印象は
ふとした瞬間に香るように
懐古の度に感じる郷愁のように
自身の深いところに刻まれている


*****


四季それぞれの中で感じる五感に言い知れない魅力を感じるけど、その感覚をまとめて言葉にすると『音』が一番近いかもしれないと思った。
ちなみに耳に入る音は、私の中では『画像(視覚)』という感覚になっている。
はっきりした音はコントラストの高いくっきりした画像、耳に水が入っているとぼやけた画像、早口で聞き取れないとぶれた画像、補聴器の電池がなくなって段々聞こえなくなるのは、明度が徐々に上がって薄くなって消えていく画像。
補聴器をつけている私が「どんな風に聞こえてるの?」と聞かれた時、この説明が一番自分でしっくりくるのだけど、独特の感覚なのかな。
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